株式会社rtv(大阪市中央区、代表取締役 須澤 壮太)と京都産業大学(京都市上京区、学長 黒坂 光)は、「包括的連携協力に関する協定」を締結し、動画コンテンツを用いた大学情報の発信に取り組んでいます。コンテンツ制作や学生の動画制作スキルの取得に向けた支援などで連携し、相互の人的・物的・知的資源を交流・活用することにより、研究・実証実験・ノウハウの蓄積を行い、大学と地域社会の発展と人材の育成を図る基盤の構築を目指します。そして、このたび取り組みの新たな展開として、大学を中心とした情報発信拠点となるIP技術を用いたスマートプロダクションに対応する動画収録・配信スタジオの設置に協力し完成しました。
取り組みのポイント
・社会全体のデジタルトランスフォーメーション(DX)が加速する中、情報発信においてもこれまでになく多様化してきており、その中でも圧倒的な情報量で視覚・聴覚に働きかける「動画コンテンツ」活用の必要性が高まっている。
・2022年11月に京都産業大学と包括的連携協力に関する協定を締結し、コンテンツの制作・配信に関する支援、学生の動画制作スキルの取得に向けた支援などで連携。教職員により結成されたタスクフォースチーム、ゼミや学生団体とも協働して、YouTubeチャンネル「KYOTO産大テレビ(仮)」にて、大学のさまざまな情報を動画コンテンツとして発信する取り組みを行ってきた。
・情報発信に利用できる収録・配信スタジオがキャンパス内に完成。NewTek社のTriCasterⓇ TC1を導入し、IP技術を用いたスマートプロダクションに対応。
・スタジオを用いて動画コンテンツを活用した大学情報の発信を推進するとともに、動画制作や配信を通してデジタル社会における情報発信に必要な知識や技能を身に付けた学生を育成。大学を中心とした地域の情報発信の基盤となることを見据え、大学と自治体・企業等との産学公連携に取り組む。
京都産業大学との包括的連携協力に関する協定における連携事項
(1)動画コンテンツの制作・配信に関すること。
(2)学生の動画制作のスキル取得に向けた支援に関すること。
(3)大学内のイベント、文化活動、スポーツ活動の映像コンテンツ化やライブ配信に関すること。
(4)情報発信やブランド向上につながる動画コンテンツ展開に関すること。
(5)大学を中心とした学内外向けのコンテンツプラットフォームの展開に関すること。
(6)動画発信を促すためのスタジオや撮影スペースの展開に関すること。
(7)動画コンテンツの活用に関するビジネス展開に関すること。
動画収録・配信スタジオ
株式会社rtv 代表取締役 須澤壮太のコメント
大学内に秘めている想い、パワーには凄まじい可能性があり、世界の産業を変革するアイデアの種の宝庫です。
そのようなコンテンツの宝を大学が主体的に動画コンテンツ化しスピーディーに発信することは、大学の取り組みの可能性を広げるだけではなく、地域や自治体、地元企業との情報発信のベースとなり、大学に関わるステークホルダー全員の取り組みがプラスのスパイラルとなるような、「エコシステムプラットフォーム」になるのではないかと考えています。
株式会社rtvではこのプラットフォームの実現に向け、京都産業大学と共に取り組みます。